曇りの日の釣りは釣れる?
「曇りの日は釣れる」と言われる理由を初心者向けに解説。ローライト(光量が少ない状態)で魚の警戒心が下がる定説、晴れの日との違い、曇天に強いとされるルアーカラーまで紹介します。
曇りの日は「釣れる」と言われる理由
釣り人の間では、曇りの日は晴れの日より釣れやすいと昔から言われています。理由としてよく挙げられるのが光量(水中に届く光の量)です。魚は鳥などの外敵から身を守るため、明るい時間帯は物陰や深場に隠れる傾向があります。曇りで水中が薄暗くなると警戒心がゆるみ、浅い場所まで出てきてエサを探しやすくなるとされています。あくまで傾向の話で、曇りなら必ず釣れるわけではありませんが、条件としてプラスに働くことが多いと考えられています。
マズメの延長効果という考え方
朝夕のマズメ(日の出・日の入り前後の薄暗い時間帯)は、1日の中で最も釣れやすい時間とされています。曇りの日は日中も薄暗い状態が続くため、マズメが延長されたような状態になると表現されることがあります。晴れの日なら朝マズメの好機は1〜2時間程度で終わることが多いのに対し、曇りの日は午前9時や10時になっても魚の活性(エサを追う元気)が保たれるケースがあるとされています。時間に余裕を持って釣りができるのは曇りの日の利点です。
💡 ポイント: つりナビの釣り予報では天気・水温・潮汐をまとめて確認できます。曇り予報と潮が動く時間帯が重なる日は狙い目です。
晴れの日と曇りの日の違い
晴れの日は光が水中まで届くため、魚から釣り人の影やルアーの細部が見えやすく、見切られやすい(ニセモノと気づかれやすい)とされています。一方で晴れは魚のいる場所を絞りやすいという利点もあります。光を避けた魚が橋の影、テトラの際、深場などに集まりやすいためです。曇りの日は魚が散らばって広い範囲を泳ぎやすいため、1か所で粘るより少しずつ移動しながら広く探る方が釣果につながりやすいと言われています。
曇りの日に定番とされるルアーカラー
ローライト(光量が少ない状態)では、まず水中でルアーの存在に気づいてもらうことが大切になります。そこで定番とされるのがチャート系(蛍光イエローや蛍光グリーンなどの派手な色)やゴールド系です。薄暗い水中でもシルエットや反射で目立ちやすいとされています。逆にクリア系(透明感のある色)は晴れた日向きと言われることが多いです。まずはチャート系から投げ、反応がなければナチュラル系(イワシカラーなど本物のエサに近い色)に替える順番が試しやすいでしょう。
チャート系・ゴールド系など目立つ色から投げ始める
反応がなければナチュラル系(イワシ色など)に交換する
雨が混じって濁りが出たら再び派手な色に戻す
曇りの日の注意点と持ち物
曇りの日は天気が崩れる手前であることも多く、急な雨や風の強まりに備えてレインウェア(上下セパレートの雨具)を持っておくと安心です。また、曇りでも紫外線は快晴時の6割前後届くとされており、日焼け止めや帽子は晴れの日と同じように用意しましょう。雷の気配(ゴロゴロという音や急な暗さ)を感じたら、釣りをすぐに中断して車や建物に避難してください。水辺で竿を持った状態は落雷の危険が高く、様子見は禁物です。
❓ よくある質問
曇りの日は晴れの日より本当に釣れますか?
必ず釣れるわけではありませんが、光量が減って魚の警戒心が下がりやすく、活性が保たれる時間が長くなる傾向があるとされています。潮の動きやエサの状況など他の条件も影響するため、釣り予報とあわせて判断するのがおすすめです。
曇りの日におすすめのルアーカラーは何ですか?
チャート系(蛍光イエローなど)やゴールド系といった目立つ色が定番とされています。薄暗い水中でも魚に気づいてもらいやすいためです。反応がなければイワシカラーなどナチュラル系に替えてローテーションしてみましょう。
曇りの日でも日焼け対策は必要ですか?
必要です。曇りでも紫外線は快晴時の6割前後届くとされており、長時間の釣りでは日焼けします。帽子と日焼け止めは天気に関係なく用意しましょう。雨や雷の気配があれば早めに切り上げる判断も大切です。
曇りの日はどの時間帯を狙えばいいですか?
基本は朝夕のマズメが有力ですが、曇りの日は日中も薄暗さが続くため、午前中いっぱいなど好機が長引くことがあるとされています。潮が動く時間帯と重なるタイミングを優先して選ぶとよいでしょう。