エギングで釣れない時
エギングで釣れない原因を5つに切り分けて解説。春と秋のシーズン選び・墨跡の探し方・フォール中のアタリ・エギのサイズとカラー・しゃくり方まで、アオリイカが釣れない人がまず見直すポイントをまとめました。
シーズンと場所が合っているか — 春は親イカ・秋は新子
エギングで釣れない原因で最も多いのが、イカがいない時期・場所で投げ続けているケースとされています。アオリイカは春(4〜6月頃)に産卵で接岸する大型の親イカ、秋(9〜11月頃)はその年生まれの新子(しんこ=小型の若いイカ)が狙い目です。新子は好奇心が強くエギに反応しやすいため、初心者はまず秋から始めると釣果が出やすい傾向があります。真夏と真冬は岸から狙いにくい時期なので、釣れなくても腕のせいとは限りません。
イカがいる証拠「墨跡」を探す
アオリイカが釣り上げられると、堤防に墨を吐いた黒いシミ=墨跡(すみあと)が残ります。これは過去にその場所でイカが釣れた実績の証拠で、墨跡が多い堤防はイカの回遊ルートになっていることが多いです。釣り場に着いたらまず足元を観察し、墨跡の数と新しさを確認しましょう。墨跡が1つもない場所で何時間も粘るより、墨跡の多い堤防へ移動するほうが釣果への近道とされています。
💡 ポイント: 墨跡は雨や波で少しずつ薄れていくため、輪郭がくっきり黒い跡ほど新しい実績と考えられます。
アタリの9割はフォール中 — 動かし続けない
エギングで一番大切なのがフォール(エギを沈める動作)です。アオリイカがエギを抱く瞬間の大半(9割ほどとも言われます)はフォール中に集中するとされています。しゃくった後すぐにまた動かすと、イカが抱くための時間を自分で奪ってしまいます。2〜3回しゃくる→ラインを軽く張った状態で10〜20秒沈める、のリズムを意識しましょう。フォール中にラインがフッと走る・急に止まるなどの変化はアタリのサインです。
エギのサイズとカラーを状況に合わせる
秋の新子には2.5〜3号の小さめ、春の親イカには3.5号が基準サイズとされています。エギが大きすぎると、イカがいても抱ききれないことがあります。カラーは下地(ボディに巻かれたテープの色)で考えるのが基本で、朝夕マズメは金・オレンジ系、夜は赤・紫系、日中の澄んだ潮ではナチュラル系が定番です。同じエギを投げ続けるより、15〜20分を目安に下地カラーを替えて反応の違いを見ると状況がつかみやすくなります。
時間帯を見直す — 夜とマズメが有利
アオリイカは夜行性の傾向があり、日中よりも朝夕のマズメ(日の出・日没前後の時間帯)や夜のほうがエギに反応しやすいとされています。明るい日中だけ通って釣れない人は、釣り方を変える前にまず時間帯を変えてみましょう。ただし夜釣りはライフジャケットとヘッドライトを必ず着用し、足場の良い慣れた堤防を選ぶなど、安全を最優先にしてください。暗い磯や濡れたテトラには近づかないことが大前提です。
💡 ポイント: つりナビの釣り予報では、エリアごとに今日釣れやすい魚と時間帯の目安を提案しています。エギングに向く日選びにも活用できます。
❓ よくある質問
エギングは何月が一番釣れやすいですか?
秋の9〜11月頃が初心者には釣りやすい時期とされています。その年に生まれた新子(小型の若いイカ)が数多く接岸し、好奇心からエギに反応しやすいためです。春の4〜6月頃は数こそ少ないものの、大型の親イカが狙える時期とされています。
墨跡がない堤防では釣れませんか?
絶対に釣れないわけではありませんが、実績を判断する材料が少ない状態です。墨跡は過去にイカが釣れた証拠とされるため、初心者のうちは墨跡が複数残っている堤防を選ぶほうが釣果につながりやすい傾向があります。
フォール中はラインを張るべきですか?
張りすぎず緩めすぎない、軽く張る状態が目安とされています。完全に緩めるとアタリが分からず、張りすぎるとエギの沈み方が不自然になります。風が強い日はラインがふくらんでアタリが取りにくいため、風を背にする立ち位置の工夫も有効です。
しゃくり方が下手でも釣れますか?
釣れることが多いです。しゃくりはイカにエギを見つけさせるための動作で、釣れるかどうかはその後のフォールの質に左右されるとされています。2〜3回軽くしゃくって止める、を繰り返すだけでも釣りとして十分成立します。